決算報告書(決算書)作成の手順について解説
今回の記事では1年間事業を行ってきてその決算の結果をまとめる、いわゆる決算報告書(決算書)の作り方について具体的にその手順を解説していきます。
初めて決算報告書(決算書)を作るため、その手順がわからないという方などは参考にしていただきたいと思います。
それでは早速解説を始めてきましょう。
決算報告書(決算書)の作成手順
実は決算報告書(決算書)というのは実は会社の形態によってどのように作っていけばいいのか変わってくるのですが、今回はその中でも特に当てはまるのが多いと言われている会社法の決算報告書(決算書)の作り方について解説していきます。
手順1.1年間の取引を記帳した仕訳帳を用意する
決算報告書(決算書)を作るために、まず1年間の取引を記帳したデータが必要になりますので、そのデータが記録された仕訳帳を用意しましょう。
この時のデータの形は手書きであってもパソコンでの記録でも、正確であればどちらでも構いません。
手順2.仕訳帳から総勘定元帳にデータを移す
そして仕訳帳を用意したら、その仕訳帳に書いてあるデータを現金や借入金などの科目ごとにまとめる総勘定元帳に転記していきます。
ちなみにこの総勘定元帳への転記の時点で間違ってしまうと、決算報告書を作成している途中で再びこのステップへ戻ることになりますので、細心の注意を払って慎重に行っていただきたいと思います。
手順3.総勘定元帳から決算報告書(決算書)を作成する
総勘定元帳の作成が完了したら、最後にその総勘定元帳を利用して、貸借対照表や損益計算書などといういわゆる決算報告書(決算書)を作成するのです。
総勘定元帳がしっかりと作ってあれば、この作成に関しては割りとスムーズに進みます。
以上の3つの手順が決算報告書(決算書)の作成の大まかな流れとなります。
会計ソフトや税理士などの利用も検討しよう
今回の記事をここまでお読みいただければ決算報告書(決算書)を作成するのには非常に手間と労力がかかることがお分かりいただけたかと思います。
この記事を読んでいる方の中には、それこそこの決算報告書(決算書)を作成する手間や時間がない、もしくはその時間は本業へと費やしたいと考えてる方もいらっしゃると思いますが、そういった方は自動で計算行ってくれる会計ソフトの利用や専門家でもある会計士などへの依頼なども考えてみるといいでしょう。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。