複雑な法人税申告書作成のステップを解説します
今回の記事では多くの方が苦手としている複雑な法人税申告書作成のステップを一つ一つ具体的に解説していきたいと思います。
法人税申告書をスムーズに作成したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
それでは早速解説を始めていきましょう。
法人税申告書の作成ステップ
ではこれからステップバイステップで法人税申告書の作成方法を解説していきます。
ステップ1.申告書の作成に必要なものをしっかりと確認しておく
法人税申告書に必要だと言われている決算整理や科目内訳書などといったものが、しっかりと正しく行われているかどうかをまずは確認しましょう。
申告書を作成している途中でこういったものに間違いが見つかった場合は最初からやり直しになるケースもありますので、時間を無駄にしないためにも確実にこのステップはこなすようにしていただければと思います。
ステップ2.実際に法人税申告書を作成し始める
申告書に必要なものをしっかりと確認したら、実際に法人税申告書作成を開始していきます。
法人税申告書には別用が1から18まで種類があると思いますが、別表1と4、そして5の1以外は場合によっては作成する必要がありませんので注意してください。
ステップ3.決算処理などを行って申告書を最後まで作成する
法人税申告書には、決算処理を行って初めてわかる税金も記載する必要があります。
ですので、法人税申告書を作成するための最後のステップとして決算処理を行わなければならないのです。
簡単にはなりますが、以上の三つが法人税申告書を完成させるために必要なステップとなります。
非常に複雑なので、税理士に依頼するのも一つの手
さてここまで法人税申告書を作成するために必要なステップについて簡単にご紹介してきました。
しかし、恐らくほとんどの方がこの法人税申告書の作成ステップを複雑で時間がかかるものだと感じたかと思います。
もちろん実際に、時間と手間をかけて法人税申告書を作るのもいいのですが、その時間と労力をすべて本業に注ぎ込みたいと考えている方には税理士にこの申告書作成業務を全て依頼することをオススメします。
確かに費用は発生しますが、それ以上の大きなメリットが得られると思われますので、ぜひ一度これを機に検討していただきたいと思います。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。